言葉
いつか嗅いだ匂いや食べた味と再び出会ったとき、その当時の状況まで鮮明に思い出すことがあります。
嗅覚や味覚には過ぎ去った過去へと遡る効果があり、それは繰り返し摩耗していく生活の中で信頼すべき感覚へと繋がるはずです。
完走することなく終わったライブツアーを始め、この一年半ほどで失われてしまった様々な機会、その空白を前に何かを残しておきたかった。わたしにとってそれがPale Blue MeltやREISSUE FURNITUREでした。
仕方なく拵えた廉価品ではなく、全く新しい匂いや味と音楽が結びつくことで、より深く音楽が日常に溶け込んでいく。長い時間をかけてふとしたときまたどこかで出会う。嘆かわしい過去ではなく豊かな思い出として。
軽くない言葉の重み
米津玄師さま
ありがとうございます。
この曲はいろんな楽しみ
思い出を与えてくれて
Pale Blue という色まで一番好きな色にかえてくれました
この部屋が
こうです。
影響力半端ない。